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1.自分の気持ちについて振り返る | 2.日常生活におけるストレスの対処 | |||||||||||
1.自分の気持ちについて振り返る | ||||||||||||
自分の気持ちについて振り返ってみましょう。今、どのような心の状態にあるのかを知ることが、適切な対処への第一歩となります。次の質問で簡単にチェックすることができます。 |
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落ち込み(抑うつ)のチェックリスト(米国精神医学会のDSM-IV診断基準に準拠) | ||||||||||||
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まずは、1と2の質問についてお答えください。 ・1、2ともに「ない」という方 重い抑うつではないようです。1ヵ月に1度くらい、上記の項目をチェックしてみましょう。 ・1、2の両方、あるいはどちらか1つが「ある」という方 3〜9の質問に答えてください。 3〜9の質問で、「はい」と答えた数を数えてみてください。1、2の数も合わせた合計が5つ以上で、かつ2週間以上続いている方は重い抑うつの可能性があり、専門的ケアが必要と考えられます。まずは担当医や看護師、ソーシャルワーカーに相談してみてください。カウンセラーや精神科医によるケアが役に立つでしょう。 |
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2.日常生活におけるストレスの対処 | ||||||||||||
1)ストレス、性格、心の持ち方とがんの関係について「ストレスによってがんになるか」、「がんになりやすい性格はあるのか」、「がんになった後の心の持ち方が前向きでないと、がんの経過に悪影響を及ぼすのか」といった質問はしばしば聞かれます。これまでの研究では、明らかに関連があるという科学的根拠は十分に得られていません。よって、現時点では「何がなんでも前向きにならなければ…」といったように無理に自分を追い込むことなく、自分らしくがんとつきあっていくことが大切であると考えられています。 2)具体的なストレス対処方法ここでは、ストレスの対処方法について、一般的なものを箇条書きにしました。自分に合った方法を活用してみてください。
9.心の専門家に相談する 心の専門家に相談する場合は、主に精神科、精神神経科、心療内科を受診することになります。がんのストレスで、これらの科を受診するのは大げさなのではないかと考える方がいるかもしれません。しかし、最近では、ストレス全般についての相談を受けています。心の専門家によるケアの具体的な内容については、次の項をご参照ください。 |
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※このページのコンテンツ内容は国立がんセンターがん対策情報センターから転用させていただいています。 | ||||||||||||
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